「道化の瞳」に涙して・・(前編)

  • 2014.11.23 Sunday
  • 01:57
 
元MAメンバーで、嵐の「Crazy Moon」と「One Love」の振付をしたことで有名な屋良朝幸くんが主演を務める舞台「道化の瞳」を10月に観劇した私。感想は大阪公演が終わってからと思っていたので、やっと落ちついて書こうと思います。私はこの舞台を2度観に行きましたが、1度目は泣きっぱなし、2度目もストーリーが分かっているのに関わらずまた泣いてしまいました。悲しいけれど温かい。そして、命の尊さと儚さについて考えさせられた舞台でした。
 
 

〈作・演出・振付・出演 〉  玉野和紀

〈キャスト〉  屋良朝幸 梶原 善 彩吹 真央 畠中 洋 坂元 健児(中河内 雅貴) 上口 耕平 佐藤 洋介 
       大真 みらん 白華 れみ 保坂 知寿 玉野 和紀 
〈劇場〉  シアタークリエ(日比谷)
〈観劇日〉 2014年10月11日(土)PM6:00の回  10月24日(金)PM7:00の回

〈あらすじ〉

第1幕
時は現代、里見総合病院。白血病の少年宮岸健一(屋良)は、病院の医師たちの人間観察を楽しみながら、彼らをモデルにした絵本を描くことで苦しい闘病生活を乗り切っている。道化の人形チャーリーは彼の大切な話し相手だ。健一の主治医安藤先生(梶原)は、楽しいことを考え、笑うことで免疫力を上げることが1番の治療と考えている。それとは反対に、命を救うのが医者の務めと、積極的治療をすすめる副委員長の五十嵐先生(保坂)。この二人は何かと意見がぶつかってしまう。スナック好きな医師鈴木先生(坂元・中河内)若手医師の高橋先生(上口)と看護師矢口(大真)桜井(白華)そして、謎の患者黒崎(佐藤)は、安藤先生と共に健一を元気づける仲間だ。ただ、院長の息子里見先生(畠中)だけは、五十嵐、安藤両医師の間で板挟みになっていた。
健一の母親明子(彩吹)は目が見えない。それでも病気の息子を不安にさせないように、全身全霊愛情を注ぎこんでいる。病気なんかに負けるな!と自ら元気に振る舞っていた。
ある日のこと、母明子は検査の結果から健一の余命があとわずかだと知らされる。これからは治療方針を変えて積極的に病気と戦うべきだと、安藤医師は五十嵐医師に迫られ主治医を里見先生と交代することに・・。突然の主治医交代にショックを受ける健一、さらに偶然母親と医師の話を立ち聞きしてしまい、自分の余命があとわずかであることも知ってしまう。ふと、思い立った健一はようやく完成した絵本のラストにメッセージを書きこみ、枕の下に隠す。そのまま倒れ込み危篤状態になる健一。

第2幕
場面は変わり、ここは健一が描いた絵本の世界。時は1931年。チャリー・チャップリンが「街の灯」を描いたころのイギリス。身寄りのない貧しい靴磨きの少年クーガン(屋良)は、美しく心優しい目の見えない大富豪の娘、チュリル(彩吹)のもとへ仕事をもらいに通っている。クーガンの大切な友達は、道化のグループのアルバート(梶原)カール(坂元、中河内)フラット(上口)、そしてタップの上手いチャーリー(玉野)たちだった。口のきけないチャーリーは、優しいチュリルに恋をしていた。ある晩、貴族の青年ハリー(畠中)は、舞踏会で知り合ったチュリルに一目ぼれ。けれどチュリルは目の見えない自分に引け目を感じて、気持ちを受け入れることができない。一方クーガンと道化の仲間たちは、ハリーに紹介されたショーの店に仕事をもらいに行く。そこにはダンサーのグリゼルダ(大真)ベデリア(白華)ダリウス(佐藤)そして、オーナーのローガン(保坂)がいた。ローガンの前で道化ショーを披露すべく、自己紹介をするが、チャーリーという名に驚くローガン。実はチャリーが赤ん坊の頃、チャーリーの母親とローガンの間に借金をめぐるトラブルがあったこと、またそのせいでチャーリーの口がきけなくなったことが発覚する。そして彼らはすぐに追い返されてしまうのだ。しかし、クーガンのことも気になりだすローガン。もしかしたら息子ではないかと・・。証拠として肩に魚に似たアザが無いか、ダンサーたちに探らせる。「僕のアザは星形だよ。」とウソをつくチャーリーしかし、心は複雑だった。
その日の夕方、ハリーが嬉しい知らせを持ってくる。目の提供者さえ見つかれば、チュリルの目が見えるよう手術をしてくれる医師が見つかったと。チャーリーは考えそして、愛するチュリルのために命をかけた決断をする。チュリルの手術は無事成功した。目が見えるようになることを喜ぶチュリルとハリーそして道化の仲間たち・・。
チャーリーが突然の事故で亡くなって1週間後、クーガンのカバンから手紙が見つかる。「僕はチュリルの目になりたいんだ。でも、決してチュリルには言わないで。」驚くクーガン。そして叫ぶ!「ダメだよ!そんなことしては!人はみな、大切な役割を持って生まれて来てるんだ!」夢の中でタップを踏み続けるチャーリー。叫び続けるクーガンは、やがて健一の姿になって手紙の言葉が交錯してゆく・・・。

母親や医師たちに囲まれ、健一は静かに息を引き取った。そして、彼の枕の下からメッセージが見つかる。「もしも、僕が死んだらお母さんの目になりたいんだ・・。」それは目の見えない母でも手で触って読める特殊なペンで、丁寧に書かれた手紙。「きれいな字で・・。」涙を流しながら微笑む母。

まぶしいばかりの光につつまれ、抱き合って喜ぶ健一とチャーリー。
二人は幸せな気持ちで天に召されていくのだった。

                                 


この物語に関して、パンフレットに書かれた玉野さんの言葉が印象的でした。

「白血病患者である健一くんは、お母さんに角膜を提供することはできません。それに、お母さんの目は角膜移植で治るかどうかもわかりません。でも、このことは健ちゃんには内緒にしておいてください。そんな事実よりも彼の純粋な、切実な想いを受け取ってあげて下さい。」

実はこの物語には、実際モデルになったお子さんがいるとのこと。その想いがこの舞台となったようです。

長くなったので、舞台を観ての感想は次の記事で・・・。



       
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