町田と佐藤、あとほさか。舞台「溶けてゆく弟」

  • 2019.12.10 Tuesday
  • 18:21

 

 

 

ビジュアルが素晴らしい!まずそう思った舞台のチラシ。

 

★ユニットが出来たきっかけ

 

町田くんと佐藤永典くんは、舞台「ソウガ〜双牙再演」で初共演。その後「ヒデヨシ」でも共演して意気投合。まるで兄弟のような仲の良さにホッコリした記憶があります。脚本・演出を手掛けるほさかようさんは町田くんと同い年。町田くんは、ほさかさんが脚本・演出する舞台を観て衝撃を受けたことをきっかけに彼に猛アタック、その願い叶って舞台「眠れない羊」「小さなお茶会」にキャストとして参加し、親交を深めて行ったようです。2年目の町田くんのバースデーイベント「Eternal Dream」の脚本をほさかさんと町田くんが一緒に手がけたことも記憶に新しいです。また、佐藤くんとほさかさんも同じように舞台で繋がっていました。「3人で何かやりたいね!」という食事しながらの何気ない会話が、どんどん現実となってこの舞台の本番へと繋がりました。

 

もうそれだけでもすごい話!私が町田くんに魅かれ続ける理由はこういうとこなんです。彼は出来ない約束はしない有言実行型の人。夢のために努力と情熱を惜しまない人なんですね!

 

俳優・町田慎吾佐藤永典、そして脚本・演出ほさかよう

日頃から親交の深い三人が手を取り合い、爪を食い込ませながらお届けする

極密ダークファンタジー

 

↑チラシに書かれたこの言葉 好きです!

 

 

 

舞台は演劇の聖地下北沢。80席くらいの小劇場「シアター711」お客さんとの距離がめちゃめちゃ近い環境で2人だけの芝居。これって究極の贅沢だ!そんなことを感じながら劇場に入りました。

 

町田と佐藤、あとほさか。「溶けてゆく弟」

 

〈脚本・演出〉ほさかよう

 

〈キャスト〉町田慎吾・佐藤永典

 

〈劇場〉シアター711(下北沢)

 

〈日程〉2019年11月27日(水)〜12月3日(水)

*観劇日11月29日(金)19:00

 

〈あらすじ〉

「ねえ、兄ちゃん気付いてる?狂ってるのは兄ちゃんのほうなんだよ。」

兄は濁った浴槽の中で暮らす弟のために、全てを犠牲にして生きてきた。兄は弟を心から大事に思っていた。だが兄は、弟に幸せになってほしいとは思っていなかった。

 

 

★エッシャーの絵のようなほさかワールド

 

ほさかさんの脚本のすごいところは、見えてる世界が目の前で二転三転するところです。価値観を覆されたり、パラレルワールドを見てるような気持ちにさせられたり・・。しかも決して結末を推測させない。今回もそういうお話でした。

 

兄(町田)と弟(佐藤)が暮らすのは、たまに爆弾が落ちる紛争地域(?)弟は太陽の光を浴びると溶けてしまう特殊な病気で外には出られず、古びた浴槽の中で1日を過ごしてる。両親は弟の病気を苦に兄弟を残して首を吊って死んだ。そんな両親を恨みつつ、兄は戦場をさまよいガラクタや食料を調達して来るのが仕事。そしてたまに、留守を寂しがる弟に女の子をさらって来ることもある。女の子の扱いの分からない弟は今まで何度も女の子を死なせてしまってる。死ぬたびに墓を作る兄。

(なんて恐ろしい・・。残酷な話なのか?)

 

実は兄が弟に話すことは全て、弟を楽しませるための物語だった。拾ってきたBB弾は伝説の殺し屋からもらったもの。メガネは全てが透明に見えるメガネ。時計はタイムマシーン。そして、今までさらってきた女の子は全て妄想の彼女。だから誰も殺していないし死んでもいない。

(残酷なのは妄想だけで、かなりホッとする・・。)

 

兄は本当のところ、死んだ両親から託された弟が疎ましかった。あるとき、ひどく傷つけてしまった弟の機嫌を直そうとピアニカをプレゼントする。ちゃんと曲が弾けたら願いが叶うという。弟は練習するうち、いきなり本格的な曲を演奏する。急にどこからかゾンビが現れ兄は混乱する。さらに弟がいたせいで彼女にフラれたことや、忘れたかった過去を思い出す。あの日兄はわざとドアにカギをかけずに出かけてしまったのだ。外に出たがってる弟が危険にさらされることを知っていながら。帰ってきたら弟はいなくなっていた。近くの公園でドロドロに溶けていた。彼は悲しむどころかそれを気持ち悪いと思ってしまう。そのことがずっと兄の心の十字架になっていた。

(狂ってたのは兄のほうだった・・。)

 

今まで兄と会話してた弟とは誰なのか?それは兄が作り出した弟の亡霊だった・・。弟の亡霊を開放するために首を吊って死のうとする兄。それを全力で引き留める弟。曲が弾けたから願いを叶えて欲しいという弟。願いとは2人で外に出ることだった。妄想の中で兄と弟は馬にまたがり、夜空を駆け巡る。二人はとても幸せだった。しかしそこに爆撃の音が!兄はこのまま爆撃を受けて死にたいという。でも弟は、兄が死んでしまったらつまらない物語で終わってしまうと。弟は、兄と楽しい日々を過ごせて幸せだったという。その言葉に救われ兄は生きて行く決心をする。夜が明けて兄はドアを開け外へ・・。そして弟は開け放ったドアから差し込む朝日に静かに溶けてゆく・・。

(ダークだった世界が真っ白な世界に・・。心が涙と共に浄化された。)

 

まさにエッシャーの世界に迷い込んだようなダークファンタジー。どこまでが真実なのか疑いたくなるくらい心に爪痕を残す展開でした。

 

★純粋すぎる弟と闇の深い兄

 

佐藤くんが演じる弟は、体は青年だけど心はまるで小さな子供で、その透明感が印象的でした。ずっと隔離されてる状態だとこんな純粋培養になるのかもしれない。でも妄想の女の子の扱いが残酷。それは小動物を可愛がり過ぎて死なせてしまう幼児の様。ただそこにはうっすらと兄の女性への恨みが反映されていて怖い。弟の存在がきっと、兄の純粋な恋愛を邪魔してたのだろうな・・。町田くんが演じる兄の冷たい眼差しに、何度となくドキっとさせられた。本当に人を殺してたかのように見えた。

美しい二人が演じるからこそ描けたダークな世界。次はぜひ、バンパイヤの兄弟の話が見てみたい・・(ポーの一族か!)

 

ざっと台本を読み返してみたけど、二人だけでこの台詞の量。稽古の激しさを想像してそのプロ意識に脱帽です・・。

 

 

★物販というお楽しみ♪

 

終演後は町田くんと佐藤くんが物販の窓口で待っててくれました。そこは普段はチケット売り場なのかな?2人がちんまり並んでるのが何とも可愛くて、緊迫した舞台からのギャップ萌えが激しかったです。まずはスタッフの方に先に代金を払い、品物を二人から受け取るというシステムでした。物販の始まりはさとちゃんの声掛けでした。「ポスターの売れ行き心配なので買って・・」と思わず本音出ちゃって会場は爆笑!

私はポスターを持って帰る勇気が無かったので、脚本と町田さんの写真にしたのだけど、町田くん本人に「町田さんの写真を2種(AとB)下さい。」って言うのはすご〜く恥ずかしかったです。そして2種買った人がもらえる特典が、町田ソロ、佐藤ソロ、二人のツーショットの選択肢があったのですが、そこは「ツーショット!」って選んだら町田くん、「町田のソロが余ってます。」って悲しい顔。さとちゃんニヤニヤ。多分、町田くんのファンが想像以上にツーショットを選ぶから、ファンとのやり取りをさとちゃん楽しんでたのだと思います。二人とも可愛かった!

 

 

 

HAPPY BIRTHDAY ! SATASHI 39th

  • 2019.11.26 Tuesday
  • 00:00

 

HAPPY BIRTHDAY!

 

SATOSHI

 

39th

 

*スイーツ風ハンバーガーにしてみました!

メロンパンにフルーツをサンド、ポテトはサツマイモです。

 

 

 

智くん39歳の誕生日おめでとう!とうとう30代最後の年になりましたね。

今年は早々からあなたの決断に驚かされました。

でも、すぐに納得できた自分がいます。

 

「嵐を畳む」

 

どうしたらこんな美しい表現が生まれるのだろう。

 

智くんの中にはおじいちゃんがいるってよく言われるけれど、やっぱりいるんだね。

25年もの長い間、アイドルとして生きてきたけれど、

ただの大野智であり続けたい気持ちは人一倍大きかったのだと思う。

歌も、ダンスも、絵画や書の作品も、ザ・大野智を貫いてきたと私は感じてます。

 

あと1年と1か月。

 

最後まで走り抜けると決めたあなたに、精一杯の感謝を送りたい。

そしてその後は思うままに生きて欲しい。

 

ただ、「待ってるよ・・」ってことは言わせてください。

自由に生きたその先に、生まれ変わったあなたの表現を魅せて欲しいから。

 

 

 

 

嵐デビュー20周年!夢の続きへ・・

  • 2019.11.04 Monday
  • 11:04

 

嵐デビュー20周年おめでとう!!!!!

 

 

1日遅れですが、改めて嵐さんのCDデビュー日によせて今の想いを綴ろうと思います。

 

(昨日は嵐さんのSNS解禁と新曲発表と国立ライブの発表で頭の中がスパークしてました・・)

 

私がこのブログを立ち上げたのは7年前の11月3日。嵐ファンになって2〜3年たった頃でした。それまでは、ファンになる前の嵐の10年間を知ろうとネットを彷徨う日々でした。そのおかげで動画検索の方法を知ったり、多くのファンブログにも出会いました。私がブログを立ち上げるきっかけは、自分の中にある嵐への想いを心置きなく綴りたくなったからです。また、町田くんのファンになって舞台のレポを書きたくなったことや、ようやく嵐のライブに行けるようになったことも大きなきっかけになりました。

 

私のようなアラフィフ年代はSNSにほぼ触れてない方も沢山います。そんな中、嵐さん繋がりで友達が出来たりすることは奇跡なんだと今では思っています。改めて出会ってくれた嵐友さんいつもありがとう!そしてこれからもよろしくお願いします!

 

最近はブログよりもTwitterが主流で、こうやって改めて文章を書くのも特別な日だけになりました。ということでようやく本題です。

 

まずは、あえて書かせてもらいます。

 

「嵐ファンになって辛かったこと」

 

・ライブになかなか当たらないこと。

・ネットでファン同士の考えの違いに触れてしまうこと。

・情報過多で日々の暮らしが忙しくなってしまうこと。

・嵐が休止してしまうこと。

 

「嵐ファンになって嬉しかったこと」

 

・たまに当たるライブが貴重過ぎて逆に感動が増すこと。

・嵐友がたくさんできたこと。

・どんなに苦しいことがあっても嵐が癒してくれたこと。

・休止を決めたのに関わらず、さらに挑戦を続けてくれること。

 

こうやって「辛かったこと」と「嬉しかったこと」を並べてみると、全て表裏一体。無駄なことは一つも無いのだなって思います。

 

そして嵐のSNS解禁!これは世界中に嵐を巻き起こしますね!

 

これはあくまでも私の考えですが・・

 

ジャニーズの愛すべきところは、いい感じに「トンチキ」なとこなんです。ハンパないキラキラ感。絶妙な和と洋の折衷。どこまでも平和な世界。嵐はそれを先頭切って、JPOPの魅力の一つとして世界に発信してくれたわけです。たまに、「自分はアイドルファンではない。ダンスと歌に魅かれてファンになった。」って言ってる方もいるけれど、私はもったいないなって思います。ジャニーズの魅力を感じないままファンでいるのは、かなり辛いんじゃないかな。きっと欲しいものは手に入らないよ。私は十代でアイドルとして事務所に入った彼らが、多くのファンの心をつかみ、経験を重ねて自分たちにしか出来ない表現を探り、かけがえのない思い出と共に日々成長していく姿を追体験できるのがジャニーズの魅力だと思っています。嵐は特に5人であることにこだわり、それを究極に昇華させた存在だと思うのです。

 

私は大野くんのファンだから感じるのですが、彼は突出した才能に恵まれているけど、いわゆるプロのダンサーでもボーカリストでもない、むしろ芸能人では珍しい普通の感覚の持ち主だと感じています。だから忙しいと自由の時間に憧れるし、ただの大野智でいたくなるし・・3年くらい休みたい。でも、そんなの許されないからって辞める覚悟でいたけれど、「嵐」という場所が彼にとってかけがえのないもので、失ってはいけないものだから休止を選んだのだと思います。先日のライブでも、メンバーに安心しきった様子が印象的だったな・・。

 

絶対とは言い切れないけど、彼はきっと帰ってくると思います。休止の間は姿を消すけど、メンバーがたま〜に教えてくれるんじゃないかな「大野くんは元気にやってるよ。」って。潤くんが言うように休止中も嵐の歌は世界を駆け巡り、きっといつか「おかえり〜!」って言える日がくると思っています。

 

 

まるで来年の末に書くような内容になってしまったけど、今の気持ちを綴らせてもらいました。さあ、今日から嵐21年目スタート!私も止まらず走り続けるよ!

 

 

 

 

 

大町コンビの25周年!

  • 2019.10.16 Wednesday
  • 00:00

 

大野くん&町田くん 芸能活動25周年おめでとう!

 

 

不思議な絵と思うかも知れないですが、町田くんのファンは分かるかな・・このパーマンみたいなミッキー(笑)

 

これは、舞台「AZUMI」のニューイヤーパーティーで町田くんが描いたミッキーを再現したものです。あまりにも独創的で会場は大爆笑!でした。町田画伯がバレた瞬間でした。そして言わずもがな、智くんのミッキーもかなり独創的です。このミッキーを見た時に二人のミッキーをコラボさせてみたくなりました。最近町田くんも油絵を描きたい気持ちがムクムク湧いてきたみたいなので、プライベートでも油絵の話なんかできるといいな・・。

 

平成から令和に変わった今年。二人の心の中で何かが弾けたような気がしました。

智くんは一旦嵐を閉じる決断をし、町田くんは演出家としての一歩を踏み出し、対照的に見えて実は「自分」という芯が同じ二人。

 

「同じ空の下で」

 

これは嵐の「Sakura」通常盤のカップリング曲で、ちょうど町田くんが事務所を卒業した春にリリースされました。まるで二人のことを歌ってるようで涙か止まらなかったのを覚えています。40代を前にして、彼らはこれからどんな夢を追いかけて行くのでしょう。私はこれからもずっと、二人の物語を読み続けていきたいと思っています。智くんが語る町田くん。町田くんが語る智くん。また楽しい話を聞ける日が来るといいな・・・。そしてまたいつか、大町シンメ復活を夢見ています!

 

 

 

 

 

町田くん舞台「紺屋の明後日」

  • 2019.09.30 Monday
  • 19:53

 

紺屋の明後日・・(こうやのあさって)紺屋の仕事は天候に左右され仕上がりが遅れがちで、催促されるといつも「あさって」と言い抜けるばかりで、当てにならないこと。約束の期日が当てにならないことのたとえ。

 

最初にこの題名を聞いた時、何の事だろうと思ったけど、舞台を観終わった後に納得。最後に何とも言えないモヤモヤが残ったのがその意味なのかなと。でも、掘れば掘るほどいろんな感情が湧いてきて、これはものすごいもの観たぞ!って気分になる不思議な舞台でした。

 

 

キ上の空論#11「紺屋の明後日」

 

〈作・演出〉中島庸介

 

〈キャスト〉町田慎吾 新垣里沙 藤原祐規 黒沢ともよ 寿里 高橋明日香 岩井七世 齊藤明里 五十嵐啓輔 森下亮 藍澤慶子 加茂井彩音 春名風花 名塚佳織

 

〈会場〉あうるすぽっと(東池袋)

 

〈日程〉2019年9月20日(金)〜29日(日) *鑑賞日 9月27日(金)19:00

 

 

いつも楽しみにしてるファンからのお花。

 

 

〈あらすじ〉*舞台チラシより

 

岐阜県のとある町。定食屋で働いているツヅリ(新垣)は、新入りの辺見(町田)に仕事を教えていた。不器用で愛想のない辺見を苦手に思うツヅリだったが、ある日、同じキーホルダーを身に着けていることに気づき、それをきっかけに仲が深まっていく。やがてツヅリは辺見に特別な感情を抱くようになる。

 

月日は流れ、定食屋の仕事に慣れてきた辺見は、店長の雪村(森下)と、従業員の蘭(高橋)と一緒に『パブ・アクア』へ飲みに行く事に。一方ツヅリは、飲み友達の絵美(黒沢)とアクアに向かった。たまたま合流した5名は酒を飲み交わすが、ツヅリは絵美の様子がおかしいことに気づく。後日、絵美に電話すると、21年前に自分の姉・色葉(藍澤)が辺見に強姦され殺されたと言うのだ。ツヅリは真剣に話を聞くふりをして、まったく信じていなかった。

 

隣町での出来事。

清掃のアルバイトをするヨシト(寿里)は、休憩中に中学生のアイネ(春名)と出会う。なんとなく話を始めた2人は、日がたつに連れ、互いに心を開くようになる。

数か月後、LINEを交換した2人は毎日のように連絡を取るようになっていた。

だが突然アイネとの連絡が途絶えてしまう。アイネは何者かに殺されていた。

 

隣町で起こったアイネの事件を知り、ツヅリは辺見について調べ始める。そんな中、便利屋を名乗る阿部(藤原)に辿り着く。

 

一方絵美は、ヨシトと接触し、辺見への復讐を目論むのだった・・・。

 

 

ここからは個人的な感想です。

 

 

★挑戦的な演出

 

始まりは、前置きもなく静かに役者さんが舞台に現れるという形。うかつに席を離れてたらあわててしまいます。また逆に最後はズーンと重い台詞で終わり、衝撃で席から立てなくなります。重要な場面で突然入る爆音の砂嵐!これには何度も驚かされました。岐阜弁がセリフを柔らかく感じさせてくれてはいるのだけど、時に言葉遊びのようなセリフが入ったり、ガムをくちゃくちゃ噛む音で、その人物の心のありようを表わしたり、喫煙シーンを象徴的に使ったり、殺人シーンに金属バットの音を重ねたり、不快感をある意味、味方に付けた演出でした。(かなり苦手な方もいたかもしれないけど。)あと、小道具として怖かったのが料理包丁、殺された少女が持っていた傘。そして柄の長いカナヅチ。特に柄の長いカナヅチはとある殺人シーンで使われたあとずっと舞台に転がっていました。誰かがふと手に取るのではないかという緊張感。そして、特に気になったのが、紺色の染料がところどころ染み込んだ衣装。闇の深さを表わしているようでした。殺人とは程遠い感じの人物のスカートの紺が、最も深くて気になっていたのですが、実は一番危険な人物でした。

 

 

★登場人物それぞれの立場と視点

 

この舞台はオムニバス形式で登場人物の視点が描かれます。見る側はそのふり幅にドキドキし、2時間20分ノンストップで楽しめました。以下、私なりの分析です。

 

ツヅリ(新垣里沙)・・・子供の頃に父親から受けた暴力で片耳と足が不自由になってしまった。結婚して幸せになるはずが、表向き優しい夫コウの浮気に気が付き悶々としてる。そんな時辺見に出会い、かつて父親を憎み殺そうとした自分と重ねあわせ心を寄せるが・・感情もなく一線を越えてしまった彼とはやはり一緒にいられないと思う。

コウ(五十嵐啓輔)・・・いわゆるズルい夫。嘘をつくのが下手でツヅリに浮気がバレてしまう。でも、もしかしたらツヅリの闇にいち早く気づき、怯えていたのかも。

幸村(森下亮)・・・定食屋の店長。人当たりは良いがトラブルは避けたい人。辺見を理解するふりをして最終的には解雇を促させる。

蘭(高橋明日香)・・・ツヅリの同僚。子供の頃からクラスのまとめ役を任されどこか自信があった。しかし、辺見が元殺人犯と知ってからその自信がガタガタになる。

堀米(岩井七世)・・・犯罪ヲタク。いろいろな犯罪についてネット検索するのが好き。辺見に出会って興奮し、質問攻めにした挙句包丁で切り付けられ我に返る。

阿部(藤原祐規)・・・辺見の元同僚。今は便利屋。あるとき辺見の心の叫びを聞いてしまってからずっと気にしてる。でも、彼を助けることは出来ない。

久保田(加茂井彩音)・・・便利屋の助手。物事をうっすら俯瞰して、危ない事には首を突っ込まない主義。ガムをくちゃくちゃ噛む癖が。

絵美(黒沢ともよ)・・・姉の色葉を辺見に殺されてからずっと心が病んでいる。そして、いつの間にか成長した色葉の幻影が現れるようになってしまった。あるとき偶然にも、友人のツヅリを介して辺見に出会ってしまう。そのことで辺見の過去が暴かれ、職場の雰囲気が一転する。そして絵美は、ひたすら辺見への復讐に燃えてしまう。彼女は隣町の殺人事件の犯人も辺見だと思い、ニイナヨシトに声をかけて彼を殺害しようと呼びかけるが誰も協力してくれない。とうとう自分一人で殺そうと挑むが、辺見が絵美に殺されたがってることに気が付き思いとどまる。

近藤色葉(藍澤慶子)・・幽霊なのか幻影なのか分からないが、いつも絵美の傍にいて話し相手になっている。絵美の憎しみをどこか悲しい目で見つめてる。

アイネ(春名風花)・・・隣町で殺された女子中学生。学校をさぼるのが好きで、たまたま公園で清掃アルバイトをしてたヨシトと友達になる。しかし彼女は、今まで何人かの男性とこのようにして仲良くなり甘えては別れを繰り返していた。なんと堕胎経験が2回・・。

ヨシト(寿里)・・・元戦隊物ヒーローを演じてたイケメン俳優。アイネと飯田の三角関係の中心にいる事にも気が付いていない。アイネを亡くして現実を受け入れられないでいる。

紺野ニイナ(齊藤明里)・・・アイネの事がずっと疎ましかった。彼女が殺されてもどこか淡々としてて、絵美に辺見の殺害計画を持ちかけられても「あなたとは違う。」の一点張りだった。

飯田(名塚佳織)・・・アイネの担任。姉のニイナを元気づけようと頻繫に会いに行くがいつも断られている。さらに、アイネが殺された場所に毎日献花しようとしては心折れて帰っていくヨシトにも親しく話しかける。実は・・・アイネ殺しの犯人は飯田だった。しかもヨシトの大ファンだった。恋の邪魔をするアイネを殺し、それを隠して同じ悲しみを負うものとして彼に近づこうとした。おそらく、登場人物の中で一番危ない人。

 

 

★辺見の独白

 

辺見の独白は、キャストが1列に並んでカーテンコールと見せかけ拍手をもらったそのあとに、一人残って突如始まる。このラストシーンに観客はしばし息をのみ、立ち上がられなくなってしまう・・。

 

21年前の中学2年生の時、クラスの女子を殺してしまった辺見。性的欲求で殺した訳ではなく、ただ殺してみたくなってしまったのが理由。そして彼女を生き返らすために行為に及んだという。今となってはなぜそんなことをしてしまったのか?自分でも分からなくなっている。彼は毎年彼女の命日に被害者家族に手紙を送る。しかし、絵美に手紙の束を突き返されて、むしろ殺して欲しいくらいの気持ちが募っていく・・。

「いつになったら許してもらえるのですか?21年前の自分はもはや違う自分。当時の事はあまり覚えていない。むしろ、14歳の自分に人生を奪われた被害者だ。だから、今の自分はこんなにも誠意があるのだと伝えたくて手紙書いてる。」

 

涙が出ました・・。でも、そちら側に行ってはいけないと思いました。(町田くん自身も、パンフのインタビューの中で「ここまでの拒絶は初めてかもしれない。」と書いています。)

 

後に知ったことですが、手紙は家族宛てではなく、殺めてしまった色葉宛てだったと。なんか背筋が寒くなりました。

 

未だに心がぐちゃぐちゃになっています。でも一つ言えることは、罪は「死」をもって償うことは出来ないということ。だから「紺屋の明後日」ではあるけれど、生き続けている限り辺見が救われる日がいつか来るのではないかと思っています。とにかく凄い舞台でした。町田くんの奥深い演技に大きな拍手を!

 

 

 

 

嵐結成20周年!

  • 2019.09.15 Sunday
  • 00:11

 嵐結成20周年!おめでとうございます!

 

 

20年前ハワイの海で、風切るクルーザーに乗せられた5人は、なんと不安な表情をしていたことか。どこに連れて行かれるのが肩を寄せながら、やっとの思いで足を踏ん張っていたのだと思う。

そして、その後数年は、華々しいデビューにも関わらずなかなか人気が追い付かなかった。「トップになろうね!」という相葉ちゃんの手紙が、とてつもなく大きな夢の目標に思えたという。

 

ところが、デビュー10周年でまさかの大ブレイク!!どんどん大きくなっていく「嵐」というものに、振り落とされないように必死に踏ん張ってきた彼ら。

 

私がファンになって、共に歩んできたのはここからの10年。

 

今の嵐は、「嵐」という船を自分たちで自由に操縦できるようになったのだと思う。だからこそ選んだ「休止」。とてつもなく寂しいけれど、彼らの決断には心からの信頼がある。

 

大好きな嵐の5人へ

 

物語はまだ途中・・これからもずっとそばに。

 

 

 

 

 

 

 

HAPPY BIRTHDAY ! JUN 36th

  • 2019.08.30 Friday
  • 00:00

 

HAPPY BIRTHDAY JUN !

 

 

潤くん、36歳の誕生日おめでとう!

 

今年は嵐が大きな決断をし、ジャニーさんも天国に旅立ち・・

物事に永遠は無いのだと、とてつもなく寂しい想いを抱えているけれど、

そんなファンの気持ちに寄り添って、いつも優しい言葉をかけ続けてくれているのが潤くんです。

エンタティメントが大好きでこの世界に飛び込んだ潤くん。

そんな潤くんのおかげで、私は今までたくさんの夢を見せてもらいました。

休止まであと1年と4か月・・。

最後まで思いっきり楽しんで、5人の次なるステップのために笑顔で見送ろうと思います。

そして今夜は大阪5×20ライブがスタート!

ファンやメンバーから沢山の愛をもらって、楽しい誕生日を過ごして下さいね!

 

 

 

 

 

町田くん舞台「ヒューマンエラー」

  • 2019.08.19 Monday
  • 22:17

 

今ではかなり現実味を帯びてきたAIの活用。もしも、AIによって未来が予測できたらそれは人間にとって幸せなことなのだろうか?少し切なくて、実はとっても心がうすら寒い・・。そんな舞台でした。

 

 

ピウス企画「ヒューマンエラー」

 

〈脚本・演出〉広瀬格

 

〈キャスト〉

町田慎吾 畑中智行 増田裕生 ウチクリ内倉 小玉久仁子 永井幸子 川田希 水崎綾 田中良子 篠原功 森下亮 三上俊 伊藤えみ 河原田巧也 はぎのりな

 

〈会場〉中野ザ・ポケット

 

〈公演日程〉2019年8月8日(木)〜 8月18日(日) *鑑賞日 8月11日(日)18:00の回

 

〈あらすじ〉*公式サイトより

選択可能な未来を作る。変わり始めた現実の正体に、彼らは恐怖することになる。

物語の中心となるのは、一人の研究者と、彼の育ててきた人工人格。今からずっと未来の出来事。あるコンピューター開発会社の研究室で起きた物語。その会社は社運を賭けたスーパーコンピューターのセールスに失敗し、倒産の危機にあった。2代目となる社長は、この危機を乗り越えるため、社内各セクションの責任者を集めて、新たなプロジェクトのアイデアを求めた。

「あと1ヶ月で結果を出せなければ、我が社は倒産する。」

彼らが新しい商品として開発することに決めたのは、この世界で生きる全ての人間の未来をシュミレートすることだった。人生で必ず迫られる選択、その分岐点を予測し、仮想現実の中で事前に何度もその選択をやり直し望む未来を選ぶことができる。その夢のようなサービスは大金を生み出す可能性があった。そして彼らは開発に没頭していく、どのような結果が待っているか知らずに。

 

 

★時代を反映した画期的演出

 

舞台背景に大きなスクリーン。そこはコンピューターのモニター画面になっていて、人工人格アルの言葉はこのスクリーンに映しだされる。舞台の両サイドに並んだ白い立方体と白い壁。そこは研究室の椅子で、研究員たちはそれぞれの椅子に座って作業をしている。スクリーンの下には長椅子。そこはアンドロイドたちの居場所。コンピューターのモニター画面は、誰かの自宅になったり、会社の一室になったり、ありとあらゆる場所を作ることが可能。また、仮想現実を体験できるメガネも登場し、アンドロイドたちはその手助け(誰かになりきる)ことができる設定。2019年時点で仮想現実はすでに実現してるので、舞台となる2052年にはこのような事件が起こりうるかも!と思わせてしまうから怖かった・・。

 

★この研究は愛なのか?狂気なのか?

 

町田くんが演じる科学者福崎巡は、人工人格アルの開発者。亡くなった妻の研究を引き継いでようやく完成させたのだけど、生まれたばかりのアルを「人間」として育ててしまうことに、私はある意味狂気のようなものを感じてしまった。もしかしたら、亡くなった妻との間にできた我が子と感じていたのかもしれない。(でも、アルに話しかける時の町田くんの表情と声は一時の癒しでした。)

 

★ちょいちょいポンコツな仲間たち

 

怖い展開を予想しつつも、キレキャラ社長やヲタク気質の研究員やそれに振り回される社員が笑いを誘い、いいクッションになっていた。その人間らしさと単純さが人工人格アルとの対比を演出していたと思う。でも、アンドロイドに依存してしまう研究員や、アンドロイドを機械と割り切る研究員や、研究の成果をライバルを倒す道具としか考えてない社長など、人間のほうのクセの強さも浮き彫りになっていく。

 

★アルとアンドロイドが人間に教えてくれたこと

 

アルが行う未来予測。それはこの先の未来に分岐点がある人を抽出し、仮想現実を使っていくつかの選択肢を経験させてくれるというものなのだけど、実際はアルによって操作されたものだった。研究員を大事な仲間と認識したアルは、彼らにとって不都合な未来を変えようとする。それで例え他の人が死ぬことになっても。危険を感じた福崎はアルを止めようとするのだけど、アルには理解ができない。なぜ人を殺してはいけないのか?人間だって自分に都合の悪い人を殺すのに・・。未だに世界のどこかで戦争が起こっている世の中。心がザワザワする問いかけだった。でも、それを身を以てアルに教えたのはアンドロイドたちだった。最後に社長の未来予測。その未来予測に従って動くアンドロイドたちは、誰かを守るために次々と死んでゆく・・。最後に残ったアンドロイドは「私たちを修理しないで。」と言い残して自らを破壊する。(すごく・・悲しい場面。会場は息をのんだ。)死ぬということの残酷さ、悲しさを理解したアルは削除されることを受け入れる。

 

★ラストシーンに託された想いは・・

 

この出来事は研究室の中で闇に葬られ世間に伝わることは無かった。でも再び、密かに人工人格を生み出す福崎。その眼差しと声は慈愛に満ちて・・。

今の時代だからだろうか?やっぱり恐怖を感じるラストシーンだった。シーマン、たまごっち、アイボ、仮想現実、そしてあらゆるところに使われ始めたAI。そして人間はどこまで人間らしさを捨てないでいられるのだろう?失敗するから人間だし、年を取ることも、死ぬことも、全て受け入れなくてはいけないのが人間。そして、どうにもならない人生だからこそ尊いと思えることが大切だと感じた。

 

ところで、未来予測ができたとしてそれで本当に人生を変える事ってできるのだろうか?私はNO!だと思う。誰か一人にとって都合がいい人生だけでこの世の中は動いてないからだ。様々な人との出会いや因果関係によって人生は作られていく。だから未来予測はあくまで机上の空論ということなのだろうな・・。

 

町田くん、千秋楽お疲れ様でした!またニコ生で詳しくお話を聞きたいな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンのお暇 

  • 2019.07.27 Saturday
  • 14:31

 

いよいよ梅雨明け。本格的に熱い夏が始まります。少し自由な時間が出来たので、最近の嵐ゴトを語ってみようと思います。

 

★嵐20周年を綴った歌番組

 

私はここ数日、溜まりにたまったレコ整理に明け暮れていました。嵐の歌番組祭りも一段落したので、最後に歌番組の嵐20周年まとめを作りました。数曲ダブっていますが、通しで観るとなかなか圧巻!中でもしやがれのMonsterが1番好きかな・・。

 

余談ですが、智ファンはざっくりtruth派Monster派に分かれる気がします。私は断然Monsterが好き!これはきっと、智ファンになったきっかけや時期が関係してる気がします。今でこそ「魔王」はファンにとっては有名なドラマですが、放送当時ファンでなかった私は、全くスルーでした。truth=魔王のイメージが強いので、「魔王」でファンになった人にとってはすごく特別なんだろうなって思うのですが、嵐ブレイクのきっかけはやっぱり花男なんですよね。その頃私は嵐ファンではなかったので、一般人の感覚としては花男で間違いないです。今回の歌番組に残念ながらtruthが無かったのはテレビ局とのタイアップ含め、20周年を盛り上げるのにふさわしい曲を選んだ結果だと思うのです。

 

Hero

Monster

A・RA・SHI

Happiness

愛を叫べ

Love Reinbow

I'll be there

a Day in Our Life

Love so sweet

君のうた

夏疾風

言葉より大切なもの

Beautiful days

きっと大丈夫

Sakura

BRAVE

ハダシの未来

Troublemaker

GUTS!

ワイルド アット ハート

Believe

果てない空

 

最後が果てない空・・これはブラスト宮城を思い出させてくれる大切な1曲。嵐の存在意義を最も強く感じた1曲です。改めて宮城ライブを見返して、皆で見上げた星空への祈りを思い出しました。

 

★若いジャニーズに期待!

 

歌番組を追いかけてると、タッキープロデュースが本格始動したのを感じます。お蔭で若いJrたちの活躍がTVで沢山みられるようになりました。第二の黄金期を作りたい!という想いがどんどん形になっていくのが嬉しいです。ジャニーズには、先輩から後輩へ継承していくものと、自分たちで新しく切り開いていくものと、いろんなものが融合してグループの色となっていく良さがあります。先日キンプリのコンサートで演出のアドバイスを頼まれた潤くん。きっと嵐も、若い頃は同じ道をたどってきたに違いないのです。嵐だったらたぶん東山先輩かな・・。一部のファンがザワザワしてるみたいだけど、あくまでも後輩から頼まれた上でのアドバイスです。キンプリのメンバーからすれば、嵐演出の良いところを吸収したいというところではないでしょうか?ムビステも、タワーも、バルーンも、巨大スクリーンも、フリフラも、会場が大きくなって遠くなってしまったファンへの気遣いから生まれた演出。その他嵐が20年かけて作り上げてきた演出を惜しみなく後輩にシェアし、ライバルでなくファミリーという感覚で後輩を可愛がる姿は、これこそジャニーズだなって思います。

ちなみに、私が推したいと思ってる若手Jrグループはなにわ男子。特に西畑大吾くんには何となくニノ感を感じてます。これからの活躍を期待しています!

 

★嵐のお暇はファンのお暇

 

最近ハマってしまったドラマ「凪のお暇」。仕事や恋愛で空気を読み過ぎて自分を失いかけてた主人公の凪が、思い切って自分の人生をリセットし、本来の自分を取り戻そうとする物語。凪がたどり着いたアパートの住民が何となく訳ありで、人生を達観してて、それでいて優しくて・・。さらに意外だったのが、ひどい別れ方をした凪の元恋人がストーカーになって邪魔するのかと思いきや、とんでもなくヘタレで逆に応援したくなるキャラクターで、疲れた週末に心が癒されるドラマです。

そしてふと思ったのが、嵐もしばしの「お暇」なんだなと。だからファンも同じように、2021年からの「お暇」の時間をうんと楽しむことが大切だと思っています。

私は嵐ファンになって、この10年間は怒涛の嵐ゴトとの戦いでした。番組録画とレコ整理。雑誌祭りとその整理。ライブ前後の一喜一憂とグッズ参戦。CD祭りとアルバム聴きこみ。ファンのザワザワにも一喜一憂・・・・。こんなことに時間を取られてていいのか?って思ったこともあるけど、すごく幸せだったのでこういう人生でも良かったと思っています。でも、少し疲れたかな・・。

 

最近は、嵐が休止するのはある意味ファンのためだとも思えるようになりました。怒涛の嵐ゴトから離れて自分をリセットして、ゆっくりと自分の人生を達観できる時間・・。「凪のお暇」の話に戻りますが、私が理想だなって思うのがあの一人暮らしのおばあちゃんです。お金はなくとも心は豊かで、その存在が知らず知らず人の心を癒してく。いずれそんなおばあちゃんに私もなりたい。

 

だから今は嵐をひたすら真空パックして、「お暇」を楽しむ準備をはじめようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

町田くん初演出舞台!「紅葉鬼」

  • 2019.07.18 Thursday
  • 15:50

 

町田くんが初めて演出を担当した舞台「紅葉鬼」が大好評のうちに千秋楽を迎えました!原作は桜日梯子作「抱かれたい男1位に脅されています。」の中で描かれている劇中劇。原作ではほんの一部分しか描かれてない劇中劇に着目したのは、コアなファンにも受け入れてもらえる大事なポイントになったのではと思います。私は「紅葉鬼」に関わる部分をアニメで確認したのですが、たった数分のシーンをさらに深め、2.5次元を超えたひとつの舞台に仕上げた脚本家の葛木英さんすごい!って思いました。

 

舞台ポスター

 

 

劇場入り口には紅葉の演出。

 

 

W主演の陳内将さんと菊池修司さんは、原作のキャラクター西條高人綾木千広が役を演じてるという設定をしっかり貫いていました。(特に陳内さんは声がいい!)お花も、原作のキャラクター東谷准太さんから西條高人さんへ贈られていました。東谷准太はライバルであり、高人さんにゾッコン♡という人物。ファンにとっては嬉しい演出ですね!(ピンボケすみません・・)

 

 

こちらは原作者桜日梯子さんへのお花。

 

 

さらに、こんな演出も!

 

 

舞台パンフレットの内容にも感動!原作者描き下ろしの表紙衣装デザイン(衣装はそのまま舞台で再現されててすごく素敵!)西條高人と綾木千広へのインタビュー。2人の舞台稽古写真(陳内さんと菊池さんが演じています)。そして、町田&陳内&菊池対談。すべてが新鮮でした!

 

 

舞台「紅葉鬼」

 

〈原作〉桜日梯子「抱かれたい男1位に脅されています」

 

〈演出〉町田慎吾 

 

〈脚本〉葛木英

 

〈音楽〉TAKA

 

〈キャスト〉陳内将 菊池修司 山崎晶吾 中村太郎 鐘ヶ江洸 睫攴咫‐野川晶 鎌田英玲奈 富田翔 今井靖彦 

(殺陣衆)細川晃弘 白崎誠也 久田悠貴 坂本和基 福田圭佑 榮桃太郎

 

〈会場〉品川プリンスホテル クラブex

 

〈公演期間〉2019年6月28日(金)〜7月7日(日)

 *観劇日 7月5日(金)19:00

 

〈あらすじ〉

時は平安。鬼と人間の争いは日増しに激化し、多くの犠牲者を出していた。都を守護する兵士である繁貞(菊池)はある日、鬼の頭目・経若(陳内)から和平を結びたいという書状を受け取り鬼の里へ向かうことにする。しかし鬼側にも人間側にも繁貞の思いとは違う思惑があり・・・。血の運命に翻弄される繁貞と経若の二人。はたして、生き残るのは鬼か人間か。

 

さてここからは、演出家さんファン目線で感想を述べて行こうと思います。(役者、原作者、アニメファンの方ご了承ください。)

 

★スクリーンを巧みに使った演出

 

今回の舞台セットはすごくシンプルなものでした。上記の公式写真にもあるように、正面ステージの周りは焼け落ちた障子のようなスクリーンに囲まれ、舞台上では可動式のスクリーンによって場面に変化を付けていました。狭い舞台ではあるけれど映像を駆使して、紅葉に彩られる鬼の里、陰陽師摩爬が放つ怪しい光、星が振る夜空、炎につつまれる京など、あらゆる世界観を表現していました。

この可動式スクリーンが最も活躍するのが俳優が入れ替わる時と、登場人物紹介シーン。これは大町ファンにはなじみが深い演出家きだつよしさんへのリスペクトを感じるのですが、キャストがテーマ曲にあわせて舞台に現れポーズ!スクリーンには役名。そして最後にタイトル名「紅葉鬼」がドーン!!すごくワクワクします。これは舞台エンデイングのカーテンコールバージョンもあって胸が熱くなりました。

 

★円形舞台ならではの演出

 

今回は円形舞台ということでお客さんに全てが見えている状態で演技をしなくてはいけません。しかもお客さんとはかなり至近距離!客席の通路を使ってハケたり、入場したりするシーンは客席も舞台の一部になっていました。さらに、円形舞台には正面が存在しないので、会話のシーンは客席に背中を向けることもあるけれど、かえってそれが自然でした。特に迫りくる殺陣のシーンは迫力満点でした!さらに、場面のつなぎ方が絶妙でした。回想シーンなど、違う時空を同時に存在させる時は、照明の当て方や色や明るさを変え、場面展開は流れが途切れないように間髪入れず、役者の立ち位置と台詞をまるでパズルのように綿密に計算してるようでした。お客さんを惹きつけ離さない技。これもきっといろんな経験から培ってきたものなのだろうな・・。

 

★役として全力で生きる演者の方々

 

私がこの舞台を観て、すごく町田感を感じたのはキャストの方々の熱〜い演技でした。きっとそれは、町田くんが全力で役として生きることをキャストに問い続けた結果だと思います。

 

経若役の陳内将さんは、経若を演じつつ、原作の主人公西条高人の冷静さとスター性を内包した演技をしていてすごい役者さんだなと思いました。

繁貞役の菊池修司さんは若手ながら、人間から鬼へ変化していく難しい役を体当たりで演じていました。すごく悩んだ役なのか、カテコで感極まってました。

優しい母親の顔から怨念の塊になってしまう鬼女呉葉を演じる小野川晶さんは、美しさと慈愛の象徴として光を放っていました。

町田くんを戦友と呼ぶ富田翔さんが演じる摩爬は、悪徳陰陽師ながらどこか切ない役でした。カテコでも摩爬として皆さんにお詫びして笑いを誘っていました。(第二弾「蘇りし摩爬」待っています。)

そして同じく町田くんが絶対的な信頼をおく高木俊さん演じる熊武は、存在そのものが迫力でした(笑)(第二弾「熊武の物語」待っています。)

伊賀役の中村太郎さんは、狂気を帯びた二刀流の蛮刀の殺陣がすごく野性的で素敵でした。衣装もオシャレ!

帝役の山崎昌吾さんはずっと摩爬に操られていたけれど、呉葉を見つめる瞳がとにかく美しかったです。薄絹に隠れてたけど間違いなくイケメン。

頼正役の鐘ヶ江洸さんは、繁貞に対する熱い友情と槍を使った殺陣が素敵でした。殺されてもきっと友を恨んだりしないのだろうな。

維茂役の今井靖彦さんは、時代劇を彷彿とさせるような重厚な演技が印象的で、殺陣も安定のベテラン感がありました。

おまん役の鎌田英玲奈ちゃんは、とにかく可愛かった!そして演技もあいさつもしっかりしてました。これからが楽しみな子役さんです。

 

陳内将さんのTwitterに集合写真→https://twitter.com/chanjin0116/status/1148267868800208897

 

★サントラ盤が欲しいTAKAさんの音楽

 

紅葉鬼を彩った美しい音楽は、これも町田くんが絶対的な信頼をおくTAKAさん。エンディングのカーテンコールで登場人物ごとのテーマ曲を流してくれたのがすごく嬉しかったです!本当に素敵だな・・TAKAさんの音楽。ぜひぜひサントラ盤を作って下さい!

 

TAKAさんの生演奏→https://twitter.com/ta1227ka/status/1147518722719928320

 

★ネット配信初体験

 

私は千秋楽公演をネット配信で観てました。町田くんが関わる舞台では初めての経験でした。2・5次元舞台ではけっこう当たり前なのかな・・。今回の舞台は原作ファンもすごく喜んでいたみたいなので成功だったなと思うのですが、一つだけ課題を残しました。それは、床がフラットだったゆえに全体が見えない座席が多々あったということです。クラブexはもともと演劇のために作られていないというのが欠点でした。私は一段高いベンチシートだったので観えないという心配はなかったのですが、斜め横から観る感じだったので正面のスクリーンが少し見えづらかったです。でも、ネット配信のお蔭でしっかりと復習でき、また千秋楽ならではのカーテンコールを楽しむことが出来ました。

富田翔さんが最後に町田くんを紹介してくれて、みんなで手を振ってるシーンは胸が熱かったです。

 

そして、町田くんからのTwitterでさらに感動!

https://twitter.com/Cindy_0325_LOL/status/1148219159890681857

 

きだつよしさん、ほさかさん、やらっちの名前がありました。なんとその日のレポを上げてくれてる方によると、やらっちが隣にいて町田くんに向けて拍手してくれてたと!エモいし尊い!(←ちょっと使ってみたかった。)そしてやらっちも、Jwebのブログで戦友の初演出舞台を観に行ったと書いてくれてましたね!

 

ジャニーさんは天国に旅立ったけど、ジャニーさんが教えてくれたことをこれからもしっかり繋いでいって欲しい。今まで辛い思いや悔しい思いはたくさんあったと思うけど、間違いなくたくさんの人を幸せにしてるよ町田くん。そしてやらっちありがとう!MAの絆は永遠!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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